車両の出張封印とは
- 移転登録(名義変更)・変更登録(住所・ナンバー等)などの際に利用される。
- 登録車両にナンバープレートを取り付けた後、「封印」を出張先で実施できる制度。
- 通常は陸運支局で行う封印作業を、行政書士や封印委託業者が現地で行うもの。
対象となる車両
- 普通自動車(軽自動車は対象外)
- 登録が必要な車両で、封印が必要な場合(例:後部ナンバーの封印付き車両)
出張封印を行える者
- 自動車登録手続き代行を行う行政書士(都道府県行政書士会の封印取扱者登録が必要)
- その他出張封印を許された者
実施の流れ
- 行政書士が登録申請書類を作成し、運輸支局へ提出。
- 登録完了後、ナンバープレートを受領。
- 封印実施の許可を受け、出張先へ向かう。
- 現地でナンバーを取り付け、封印を実施。
- 旧ナンバーを運輸支局へ返却
- 封印実施報告書を行政書士会へ提出。
注意点
- 出張封印は国土交通省の認可を受けた行政書士会の制度。無断実施は違法。
- 車両の車体番号の確認(刻印された車体番号の写真を撮る)
- 実施場所は車両の保管場所(駐車場)など、車両が安全に停車できる場所に限る。
- 車両の所在や登録内容に不備がある場合、封印はできない。
- 軽自動車・二輪車は封印制度の対象外。
メリット
- 陸運支局へ車両を持ち込む必要がない。
- 車両移動コスト・時間を削減できる。
- ディーラー・販売店・行政書士などが効率的に登録業務を行える。
車両登録などに関するお問い合わせは
行政書士 佐野徳司 RTT行政書士事務所 電話: 03-6657-5593 FAX:03-6657-4858
https://rtt-gyosei.jp 詳しくは行政書士佐野徳司ホームページまで
